パートナー企業インタビュー

プラットフォームの活用で地方だからこそできる
ワンストップのサービスを全国へお届けしたい。

株式会社坂東印刷

取締役

坂東大輔 様

地元・徳島の価値と魅力を知ってもらうきっかけに。

坂東印刷は、徳島県を拠点にする印刷会社です。地方の立地を生かした大規模工場を所有しているため、企画・デザイン制作から製版、印刷、製本、加工、納品まで、すべての工程をワンストップで行うことができます。都市部拠点の印刷会社は価格や納期だけが比較されがちですが、一気通貫でお任せいただけることが、私たちの強みだと思います。また、徳島県内の企業は都市への人材流出が止まらない中で「みんなで協力して乗り越えよう」という意識が強いため、人と人とのつながりでお仕事をいただくことも多いですね。私としては、地方ならではの価値や強みがあると考えているのですが、若者には伝わっておらず、まだまだ都市部に出て行ってしまう人が多い現状。そこで、Performatのようなプラットフォームを通して、徳島の魅力と「地方だからこそできるサービスがある」ということを発信し、若者に改めて目を向けてもらえるきっかけになればと考えています。

Performatを通して他業種の企業とも連携を広げていきたい。

印刷業界は、ご依頼いただく企業様とのつながりから、他業種について関心を持つ機会が多くあります。しかし、私たちは地方に拠点があるため、関わる企業様が限定され、新たなビジネスを創出する機会が少ないことを懸念していました。自社の技術を生かしながら、他業種の方たちとの連携を広げていきたい。そう考えているときに、発起人である田中社長からPerformatのお話をうかがいました。音楽に打ち込む若者に自社のサービスを提供できることはもちろんのこと、パートナー企業同士が横のつながりを展開することができる。そこに企業として成長できる可能性を感じ、参画を決めました。

打ち合わせから納品まで、寄り添ったサービス提供でユーザー負担をサポート。

例えばポスターやパンフレット、チラシなどを作りたいと思っても、大きな企業や団体でなければ広報の部門がなく、ユーザー自身がデザインや依頼などを行わなくてはなりません。学生さんの音楽サークルや、小さな楽団であれば1人にかかる負担も大きく、依頼までのハードルを高く感じているのではないでしょうか。今回Performatでサービスを提供するにあたり、一般ユーザーの方にもわかりやすく、ワンストップだからこそできる寄り添ったお手伝いをしたいと考えています。現在は紙媒体の製作が多いですが、今後はWEB媒体にも力を入れていきたいので、ホームページデザインやWEB広告などのサポートも考えています。

紙を取り扱う私たちだからこそ配慮したい、環境破壊を防止する取り組み。

昔から弊社では、環境保全や子育て支援など、社会や働く人のための取り組みを行なっており、特に力を入れているのは「FSC認証紙」の使用です。FSC認証紙とは、印刷物用に栽培された森のパルプで作られた紙のことなのですが、上流にさかのぼり、パルプの輸入元や製紙会社など、すべてがFSC認証を取得していないとマークをつけることができないので、取り扱いが難しいものです。環境に配慮した資材を使って製作できることも、弊社のサービスをご利用いただくメリットだと思います。「坂東印刷に依頼すればサステナビリティの取り組みにつながる」そう感じていただけると嬉しいです。

徳島の「阿波踊り」文化から感じた人と交流することの可能性。

大学生の頃に「阿波踊り」の「連(阿波踊りを踊る団体のこと)」に所属しており、今でもその時期には団体のメンバーと交流を続けています。そこでの関わりは、地元の良さを再認識するとともに、文化を継承していくことの大切さを感じる時間でもあります。きっとPerformatを利用される方たちも、音楽から生まれる出会いを大切にし、「音楽」文化を広く伝えたいと考えている方が多いのではないでしょうか。私たちもこれまで交流する機会がなかった多くのユーザー様やパートナー企業様との関わりを通して、新しい事業の発展や学びの機会を得られるのではないかと期待しています。

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